カンフーハッスルにおける強さの定義の失敗

2008 5月 1
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by yuzuru

この前TVでやってたカンフーハッスルを見ました。
チャウシンチー得意の「ありえねー!」(上映当時のキャッチフレーズ)カンフーアクションで、見たのは2回目ですがまた楽しめました。
が、強さの定義付けでは完全に失敗してるなあと観てて思いました。

この人の映画は「一見弱そうな人が実は強い」ということに尽きるのですが、本作では「さらに弱そうな人がさらに強い」という展開が5回も6回も出てきます。そのため、見ていて何が強いのかの基準が崩れてしまい、まさに「ありえねー!」という思いで話に突き放されてしまう気分に陥ります。

前作「小林サッカー」ではその構図は(ほぼ)1度のみでして、同じ「あり得ない」展開でも物語のバランスは保たれていました。
そういえば格闘漫画でも映画でも大体1回までに抑えられてるようですね。

こういう展開はある意味定義破壊/リセットですが、乱発するとメリハリがなくなってしまうなあというのと、それはなんにでも当てはまるかもと思いました。

ちなみに、強さのインフレが進み演出がオーバーになっていく分にはついていけました。線形に進む演出についてはそれほど違和感がないみたいですね。

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